グルコースモニタシステム フリースタイルリブレを初めて使用してみました。
昔から興味はあったのですが、「何となく怖い」ということで様子見していました。
実際に使ってみたところ、とても良かったので、お伝えしたいと思います。
読取装置(リーダー)は購入必須ではない
薬局などに行くとフリースタイルリブレは2つ並んで売られています。
それが「読取装置」と「センサー」です。
センサーは実際に身体に着けて使うもの。
読取装置は、そのセンサーが取得したデータを見るために使用します。
セットで買うと結構高いな、と思っていたのですが、
実は2021年にスマホアプリ「LibreLink」が登場。
それにより読取装置はなくても対応したスマホがあれば、センサーだけで使用できるようになったのです。
ちなみに私はiPhone SEの第2世代(MX9T2J/A)を利用していますが、LibreLinkにも対応していました。
対応機種は下記よりご確認ください。
参考:スマートフォン推奨環境
皮膚の殺菌・消毒用綿を用意すべし
皮膚に針を刺すため、消毒を行う必要があります。
①腕の裏側をせっけんで洗います
②センサーを取り付ける部分を消毒綿で消毒する
③乾いたらセンサーを装着する
という手順になります。
普段、血糖測定をしない方は消毒綿の用意が無いと思いますので、事前に用意しておきましょう。
センサー装着は一瞬。痛みは感じない程度。
糖尿病の血糖値測定といえば、針を刺すというイメージがあると思います。
針を刺す=痛い。
しかしながら、フリースタイルリブレは、装着時ほとんど痛みを感じませんでした。
アプリケーターをというもので、身体に装着するのですが、どちらかというと音が気になりました。「ガシャ~ン!」みたいな。
ふと気づくと装着は終わっていました。
装着後1時間は待ち
初期設定をしているのか、60分は何も操作できません。
アプリには残り時間のみが表示されます。
ちゃんと装着しているかドキドキしながら待ちました。
記念すべき最初の測定
なかなか最初はスキャンできず、iPhoneをいろいろと動かしながら10秒ほど経って、初回の測定ができました。
こちらが初日のデータになります。
データはセンサーに8時間保持されるため、8時間以内に読み取りが必要です。
8時間を過ぎるとデータが途切れたグラフになります。
ここから2週間の測定が始まりました。
測定の内容は別記事で書きたいと思います。
読み取れない場合
初めの頃は、なかなかうまく読み取りができず、エラーが出たこともありました。
iPhone SE 第2世代の場合ですが、上部についているようです。
○ ←センサー
▯ ←iPhone
のようにiPhoneの耳を当てる部分にセンサーを近づけるのが正解です。
※機種によって多少違いがあると思います。
画面を付けたところで読み取ってくれませんでした。
装着してから9日目でセンサーのテープが一部剥がれた
センサーはお風呂やシャワーのときも装着したままでOKです。
防水仕様ということですね。プールでも使用できるとのこと。
しかしながら時間とともに徐々に粘着力がなくなります。
そのため、アマゾンなどでは、センサーを貼るテープやサポーターのようなものを売っています。
私の場合は9日目にして急にテープの一部が外れてしまいましたので、取れたときの対応で使うものは用意はしていませんでした。
そこで家で使えるものはないかと探したところ、ケアリーヴの絆創膏がありました。
【CARELEAVES(ケアリーヴ)】 関節部用 ジャンボサイズ 5枚
300円~400円ぐらいで買えるものです。
家にあったものでは、これがちょうど合いました。
絆創膏で、中央がガーゼになっているのも◎
センサーに付かないため、交換も楽です。
パッケージにも書いてありますが、水に強いので、1回2回のシャワーぐらいであれば、交換しなくても使えます。
センサーが剝がれそうになったらぜひ試してみてください。
最終測定日のスキャンについて
最終日センサーの有効期限が来たので、最後のスキャンをしようとしたところ、センサーの期限が来たためスキャンできないと表示されてしまいました。
そのため、最後の数時間は値が保存できませんでした。
フリースタイルリブレを使う際は、最後のスキャンは、有効期限が切れる前に行うようにしてください。
センサーを外し方について
14日間の利用が終了したら、センサーを身体から外します。
その際の外し方ですが、センサーの周りのテープを少しずつ360度外していきます。
最後に皮膚表面に対してまっすぐ引き上げれば取り外すことができます。
この際、痛みはありませんでした。
フリースタイルリブレは装着時も外すときも痛みがないのが良かったです。
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