胆管がん 腫瘍マーカーの推移について CA19-9

胆管がんブログ

胆管がんの腫瘍マーカーとして、CEAとCA19-9を測定しています。
CEAには大きな変化がありませんので、CA19-9について推移をご紹介したいと思います。

※保険治療の場合、マーカーは3つまでしか検査できないようです。

腫瘍マーカー(CA19-9)の推移

CA19-9は膵がん、胆のうガン、胆管ガンにおいて特に高い数値を示す。
胃ガン、大腸ガン、卵巣ガンでも異常値を示すことがあり、膵炎、胆石症、肝炎、肝硬変などでも異常値を示すことがある。

基準値は、37U/mLですが、現在2,800U/mL台。
基準値の約75倍という高値です。

普通に判断すると、癌がものすごーく活発である。または増殖している。となります。
担当医もガンが増えているという判断をしていました。

他の血液検査の状況は?

白血球 正常範囲内
アルブミン 3.9(基準値4.0~5.1)
CRP 0.4(基準値0.2以下)
その他の数値 正常範囲内

となっています。
また、本人の体感としても、食欲もあり、ウォーキングもしているし、痛みもないとのこと。

腫瘍マーカーだけでは判断できない

CA19-9が高値だからといって、現状何も行う必要はありません。
そのため、今後も推移を参考にすることになります。

次回外来は7月下旬になりました。

それまでに腫瘍マーカーについても少し勉強しておきたいと思います。

腫瘍マーカーについて気になる記事を発見

腫瘍マーカーに一喜一憂せずに、体の声を大切に!
※林薬局に飛びます。

以下に気になったところを抜粋します。

私どもの薬局や、自然治癒力を高める漢方、手当て、食養生などを推進している薬局仲間の数多くの症例を検討したところ、何らかの養生を取入れて、解毒が進むうちに、腫瘍マーカーが恐ろしく上昇してゆき、その後にがんの自然退縮をみた例がとても多いのです。
養生を取入れて、がんを治した方に尋ねてみますと、”一時的に腫瘍マーカーどんどん上昇したけど、体は元気だったし、痛みなどもなかった!”という声を過去に沢山お聞きしました

2年たったあたりから、どんどん腫瘍マーカーが上昇してゆきました。肝臓がんのマーカーはPIVKAIIで、38以下正常のところ、マックスで38800まで上昇
それでもよく食べられるし、元気だし、体調は良いし、顔色もよい、そしてリンパ球は38%ほどあり、常に2600を越えていました
そのとき、免疫学で有名な今は亡き安保先生にお尋ねしたところ、”リンパ球が高いし、QOLが良いから大丈夫!、今に自然退縮するよ、楽しみに待っていなさい、マーカーはがんが出す代謝液だから、自分の免疫が働いてがんが小さくなるときには上昇するんだよ!”とおっしゃいました。
さてその後、マーカーのピークを迎えた翌月から、肝臓のがんは外枠から薄くなり始め、2ヶ月ほどの間にわからないところまで小さくなり、とうとう消失してしまいました。

その秘密がだんだんとわかってきました。
細胞死には、アポトーシス(自然死)とネクローシス(外傷、火傷、感染、毒、血流不全などによる不自然な殺傷)の2つの死があります。
いくつかの特徴がありますが、アポトーシスの場合は、不自然な細胞を自然に末梢してゆくもので、痛みを伴うことなく、複雑ないくつかの酵素反応を繰り返し、不自然な細胞のタンパクを溶かしてゆくというイメージで細胞全体が収縮してゆきます。
このとき、タンパク質が溶け出してくるのが、マーカーの上昇に関連しているのだと思われます。
アポトーシスの場合は、細胞内の炎症物質等が処理されて小さくなってゆくので、飛び散ることがなく、二次的な炎症の火だねは残りません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました