シャワーヘッドの浄水についてとトルネードスティックの詰め替え

前回、トリートメントを頑張る前に塩素除去しようという記事を書きました。
今回はそのアップデートです。

ヤシガラ活性炭＋PEフィルターの浄水フィルター

シャワーヘッドを購入した際に付属していました。
Frion 浄水シャワーフィルターです。
ヤシガラ活性炭とPEフィルターを用いて、残留塩素低減能力と不純物除去能力があると記載されていました。

さっそく、残留塩素を測定できるDPD試薬で確認したところ、少しピンクになりました。

完全に除去はできなかったようです。

ご自宅の環境によっても変わると思いますので、DPD試薬を使って残留塩素を確認するのがおすすめです。

ミラブルplusの一部であるトルネードスティックには亜硫酸カルシウムが入っており、塩素を低減することが可能です。
メーカーの発表によると、塩素を約80％低減（通水量10,000L）できるとのことです。

トルネードスティックは消耗品のため、単独で購入することができます。3,190円です。※偽物が多いので、購入先には注意しましょう。
おすすめは家電量販店。送料別と書かれていますが、無料で届けてくれます。

楽天で購入

このトルネードスティックですが、ミラブルではないシャワーヘッドにもたいてい付けることが可能です。

上で紹介したシャワーに、トルネードスティックを装着し、残留塩素を測定してみました。

ヤシガラ活性炭とPEフィルターでは十分ではなかったですが、トルネードスティックを併用することで、残留塩素はほぼ除去できていることがわかりました。

こうなると、ミラブルユーザーでなくても塩素除去するためにトルネードスティックのみを購入するという選択肢もありですね。

メーカーは、交換時期として最長3ヶ月を目安としています。
何人で使うかなどにより大きく変わりますので、中身の量を見て判断するのが良いと思います。

3,190円が3カ月ごとにかかるとなると、年間12,760円にもなってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、トルネードスティックの詰め替えを行う方法です。（メーカーは推奨していませんので、自己責任）
亜硫酸カルシウムは食品添加物でもありますので、普通に売られています。

ミラブルは以下の4つのパーツからできています。

ドライバーで押すと左3つのパーツが出てきます。

この筒状の部分に亜硫酸カルシウムが入っています。

充填するとこんな感じ。
どのくらい入るか測ってみたところ、約2gでした。
感覚的には少ない気がしました。

ここに蓋をすると、亜硫酸ボールが出なくなります。（下図左側）

この方向に戻せばOKです。
あとはシャワーヘッドの部分に装着すれば完了です。

一度、トルネードスティックを正規品で買い、亜硫酸カルシウムは自分で詰め替えるのがコスパが良いのではないかと思います。