ビオフェルミンは、死菌ではなく、生菌のお薬です。

サプリメントや整腸薬を選ぶ際、気になるのは生菌が良いのか、死菌が良いのかということです。これには様々な意見があります。
病院でも処方されることが多いビオフェルミンについてみていきたいと思います。

ビオフェルミンの添付文書を確認

薬剤師が薬の情報を調べるときにまず使用するのが、添付文書です。

ビオフェルミンの添付文書には、ビフィズス菌は腸内で増殖し、乳酸と酢酸を産生して腸内菌叢の正常化をはかり、整腸作用をあらわす。
と記載されています。
死菌の場合、増殖することはありませんので、生菌であることは明らかです。

さらに注意事項として、本剤（ビオフェルミン錠剤）は生菌製剤であるので、開封後は湿気を避けて保存すること。と記載されています。

ぜひ摂取している菌が生菌か死菌か調べてみてください。

ちなみに、乳酸菌飲料のカルピスは乳製品乳酸菌飲料（殺菌）と書かれているため、死菌であることがわかります。

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