これまでリンパ球の数値、割合にばかり気を取られていました。
何とかリンパ球数で2,000に届かないか、血液検査の度にドキドキしていました。
その後はリンパ球は質も大事ということに気付き、体温を下げない生活を心掛けています。
リンパ球の質を測る検査もありますが、大学病院では実施してくれません。
今回はがん治療の成果を大きく左右する指標である、NLR比率をご紹介します。
NLR比率とは
好中球数÷リンパ球数で求められる比率のことを言います。
この指標は新潟大学名誉教授の故・安保徹先生が早くから提唱していたため、別名「安保比率」とも呼ばれているそうです。
安保徹先生の本は、17冊読んできましたが、一度も出てきませんでした・・・。
ということで、闘病から1年以上経ってようやく知りました。
このNLR比が2.0以上あると、がんの勢いが強くてたいへん危険な状態
がんの勢いを抑える目安としては1.5以下を目指す。とのことでした。
ということで、さっそく計算してグラフ化してみました。
胆管がんサバイバーのNLR比率推移
NLR比率がドカンと上がっている2つは、入院時の数値です。
急性胆管炎が起きており、好中球が増え、比率が大きくなっています。
ちなみに、2024年8月は直近で入院したときです。
このときは、初期の急性胆管炎の診断でした。
これを見ると、確かに病状と相関している気がします。
注目すべきは、直近の数値です。
2024年9月には、1.55まで低下してきています。
全体の傾向を見ても、徐々に下がってきているような・・・。
NLR比率が下がった要因は?
9月に入ってから、お灸を始めています。
それが副交感神経を刺激した可能性があります。
本人も良く眠れると言っています。
それ以外には、あまり変えていない気がするので。
お灸は良い感じなので、続けてみます!
NLR比率を下げるには
安保先生と福田先生の研究結果から、好中球は交感神経が優位の緊張状態で増加し、リンパ球は副交感神経が優位のリラックス状態で増加することが分かっています。
ということは、NLR比率を下げるためには、副交感神経が優位になるリラックス状態を保つことが有効となります。
・緑の中を歩く(都会はダメ)
・好きな音楽を聴く
・お風呂にゆっくり浸かる(PTGBDのためできませんが)
いろいろと方法は考えられます。
これまでは、CRPや腫瘍マーカー(CA19-9)、アルブミン、CRP/アルブミン比率を重要視していましたが、今後はNLR比率もチェックしていこうと思います。
NLR比率を改善する物質(サプリメント)
タヒボ服用で好中球リンパ球比(NLR)が低下した
リンパ球とは白血球の一種で、免疫に関わる細胞です。
白血球には顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、単球、リンパ球があり、
それぞれが免疫機能においてさまざまな働きをしています。
がんが進行し炎症が強くなってくると、好中球数が上昇し、リンパ球比(NLR)の数値は高くなると言われています。タヒボを服用したことで、好中球が減ってリンパ球が増えたということは、
がんによる炎症が減っている、ということを表すのです。
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こちらの書籍で紹介されていました。
タヒボとは、南米アマゾンの熱帯雨林で生息する、古代インカ帝国の時代から、人々から崇められ、生薬として珍重されてきた樹木のことです。
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